妊婦健診 胎児3D/4D超音波

妊婦健診

 

妊娠・出産期間は多くの方にとって無事に経過します。しかし、中には異常経過をたどり、おなかの中の赤ちゃんだけでなく、お母さん自身の生命に関わるような状態になる方もいらっしゃいます。お産の時の緊急事態に対応するためには、多くの医師の関わりが必須となります。
当院では分娩の取り扱いは行っておりませんので、お産の異常の時のお手伝いはできませんが、ふだんの妊娠生活のお手伝いや異常の早期発見を行っております。

では、さまざまな妊娠中の異常はどのくらいの頻度で起こるのでしょうか? 代表的な妊娠中の異常について挙げてみます。
・妊娠高血圧症候群(約5%、20人に1人くらい)
・妊娠糖尿病(約10%、10人に1人くらい)
・早産(約5%、20人に1人くらい)
決して人ごとではないことが分かります。このような異常の早期発見や、ハイリスクな妊婦さんを見つけるために妊婦健診は行われます。またおなかの中の赤ちゃんの発育や異常についても見ていきます。

近年さまざまな病気の管理においてセカンドオピニオンの重要性が指摘されています。ご自身とおなかの赤ちゃんのセカンドオピニオンとして、出産予定の病院以外での健診もお考えになってはいかがでしょうか?

 


日本産婦人科学会や各国でのエビデンスから推奨される健診スケジュール

 

妊娠12週まで  妊娠予定日の確定(経腟超音波検査)
   血液検査(血液型、風疹、梅毒、B型肝炎など)
妊娠18~24週  早産リスクの推定(子宮頸管長測定)
   胎児超音波スクリーニング検査(胎児発育・異常のチェック)
妊娠24~28週  妊娠糖尿病スクリーニング
妊娠28~32週  胎盤位置確認(前置胎盤の診断)
妊娠35~37週  産道のB群溶連菌(GBS)検査
妊娠37週以降  胎児発育や胎児の状態(元気さ)のチェック

※ 3D/4D超音波は 28週未満の羊水量の多い時期がおすすめです。(12週以降から可能です) 

 

費用:
 妊婦健診 1回5,000円
   ※ 胎児超音波検査をご希望される場合には +3,000円で行います。
      (3D/4Dご希望の場合には+12,000円)
   ※ その他検査・治療が必要となる場合には別途費用がかかります。

      ※ 山梨県内の方は自治体から配布される妊婦一般健康診査受診票が御利用いただけます(母子手帳と一緒にうけとることができます)。

 

 

 

胎児3D/4D超音波 胎児ドック

 

お母さんの健康状態とともに気になるのがおなかの中の赤ちゃん(胎児)の健康状態です。当院では日本超音波医学会専門医により、おなかの中の赤ちゃんのチェックを行っています。(日本超音波医学会専門医は産婦人科領域では山梨県内では現在2名のみとなっています

全ての病気の診断を行うことは現在の医学でも不可能ですが、早期発見により胎内~生後の適切な治療を赤ちゃんに受けさせてあげることができる病気も多くあります。

また、3D/4D超音波では立体的な赤ちゃんに産まれる前に会うことができます。

待ちきれないパパ・ママにおすすめです。パパ、ママ以外のご家族も一緒に見て頂けます。
3D/4D超音波は妊娠12週前後から可能です。

(あまり大きくなりすぎると羊水量が少なく3D画像が得られませんので、妊娠28週くらいまでが見やすいです)

 

胎児ドックは下記の観察項目に沿って赤ちゃんの異常の有無を確認していきます。

(観察項目)

1.胎児計測 BPD, AC, FL

2.羊水量 最大羊水深度 2 cm 未満:過少, 8 cm 以上:過多

3.形態観察

1)頭部 大脳 小脳 後頭蓋窩

2)胸部 肺 心臓 四腔断面, 三血管断面,大動脈・肺動脈交叉

3)腹部 腹壁 胃,腸管 腎臓 膀胱

4)脊椎

 

(胎児期に診断しうる疾患)

1)頭部 水頭症,無脳症,小脳萎縮

2)胸部 肺 横隔膜ヘルニア,CCAM,胸水

心臓 内臓錯位, Ebstein 奇形,左心低形成

3)腹部 腹壁 腹壁破裂,臍帯ヘルニア 胃,腸管 胎便性腹膜炎,十二指腸・空腸閉鎖

腎臓 水腎症,多胞性異型性腎 膀胱 巨大膀胱

4)脊椎 髄膜瘤  

 

費用:
 12,000円 

 ※ 30分の時間内で検査を行います。
 ※ 3D/4D超音波では赤ちゃんの向き、羊水量により赤ちゃんのお顔が見られないこともあります